微細藻類の宇宙応用に向けたスピルリナ培養装置開発を開始!

この度、宇宙システム開発株式会社(以下、SSD)は、国立研究開発法人 宇宙航空研究開発機構(JAXA)の募集する国際宇宙ステーション(ISS)の「きぼう」日本実験棟の船内環境を利用する実験テーマのフィジビリティスタディテーマとして採択された、株式会社ちとせ研究所(以下、ちとせ研究所)を研究代表者とする「効率的なタンパク質生産とCO2処理を目指したスピルリナの担持体培養実証」の研究チームに加わることとなりました。本実験テーマのフィジビリティスタディ(実現可能性検討)を行うため、SSDは、これまでの研究会活動や業務経験を活かし、共同研究者として微細藻類のECLSS応用に向けた培養装置開発に取り組みます。
ちとせ研究所を含むちとせグループは、2018年より微細藻類の一種であるスピルリナの食用生産の研究をJAXAと行っており、本実験テーマは、その成果である省資源な培養システムを利用した「きぼう」日本実験棟での宇宙実験を目指します。「きぼう」日本実験棟で宇宙実験を実現させるためには、様々な制約をクリアする必要があり簡単ではありませんが、日本初の”宇宙”微細藻類培養システムの開発に向けて頑張ります!!