2005生態工学会年次大会参加報告

_ 2005生態工学会年次大会に参加して来ました。1日目は当社が関連している発表が3件有りました。当社は事務局の横にブースを開いており、そこにも居なければならなかったので、全ての発表は聞けなかったのですが、日本科学未来館の方から「社会が求めるミニ地球研究」と題する発表が有り、環境科学技術研究所の閉鎖型生態系実験施設が「環境(農業)」と「宇宙」を結ぶ存在であるとの意見が述べられていました。当社も宇宙と環境を2大テーマに掲げておりますので、非常に興味深い発表でした。2日目では、同施設の閉鎖居住実験の準備状況の発表が9件行われましたが、今回は「生命維持技術を取り巻くJAXA長期ビジョン」と題するセッションで5件の発表が有り、JEM以降の生命維持技術について活発な討論が交わされました。日本が誇れる生命維持技術として、どこをターゲットに研究開発を進めれば良いのか、現状の予算状況の中でそれを行っていくのは非常に厳しいことだと思われますが、是非頑張って推進して頂きたいと強く感じました。当社も閉鎖型生態系実験施設用挙動予測システム開発の一翼を担っており、積極的に貢献して行きたいと考えております。