有人ロケット研究会/第3会勉強会・懇親会報告

_ 前回は会場の広さの制限により人数を絞ったことも有り、23名の出席者でしたが、今回は何と62名もの方々が参加されました。広い教室を準備した筈だったのですが、缶詰状態となりましたことをお詫び申し上げます。

_ 勉強会は10:00から17:40まで行われ、10:00〜11:15はJAXA/ISAS山下先生から「日本から発信する宇宙農業構想と有人活動」と題して講演が有りました。先生の火星基地への重いがひしひしと伝わって来ました。百聞は一見にしかずで、研究会メンバーで有志を募って、先生の研究室に押し掛けたいと思っています。先生は宇宙農業サロンの代表をされており、私もメンバーに加えて頂いております。

_ 11:15〜12:15は日大航空宇宙工学科の出井先生から「最近の航空機材料の動向」と題して講演が有りました。有人ロケットの機体開発において言わずもがな材料技術は必須になりますので、活発な質疑応答が行われました。先生には会員にもなって頂きましたので、これからいろいろとご指導を受けたいと考えております。宣伝で恐縮ですが、日大航空宇宙工学科のHPは当社が製作しました。

_ 午後は以下の順番・内容で発表・討議が行われました。

・役割分担について

・第25回国際宇宙開発会議出張報告

・民間宇宙旅客機チャーター共同記者会見の件

・X PRIZE CUPへの出展

・能代宇宙イベントの紹介

・能代宇宙イベントへの参加の仕方について

・モデルロケットのライセンス取得について

・スペースゲートについて

・宇宙関連団体の洗い出しとサミットについて

・ロゴマーク、英語表記、略称について

・会費の徴収と会員の種類について

・法人化の件

・文書番号管理体系について

・ロケット開発計画案

_ 会員の方々から積極的な意見が出され、非常に有意義な討議になりましたし、有人ロケット開発に向けて第一歩を踏み出せたと思います。お忙しい中、出席頂いた皆様、本当に有り難うございました。

_ 18:00からの懇親会の方は大いに盛り上がりました。立食では無かったのですが、私は殆ど立って話をしてました。大勢の方々と話すことができ、建設的な意見や、新たな出会いが有るなど、勉強会だけでは出来ないことを見事に補えたと思います。心残りは、出席者全員と話が出来なかったことです。43名も居れば無理な話かもしれませんが。それに43名もの人数の宴会を仕切ったたことは無かったので、いろいろ不手際が有ったことについてはご容赦願いたいと思っています。懇親会は次回以降も出来るだけ継続してやりたいと考えています。

_ 第4回は7/8(土)にJAXA/ISAS相模原にて行う方向で調整中です。