この度、宇宙人材紹介サービス「かけはし」をスタートさせました。宇宙業界に今までと違った分野で貢献できるサービスは無いかと起業以来考え温めてきた構想がようやく実現しました。この人材紹介サービスの特徴は宇宙業界に特化していることですが、特に今まで宇宙業界に縁が無かった、あるいは現在縁がなくなっている求職者の方を対象としています。それぞれの分野で活躍されている方々に一人でも多く宇宙業界に入っていただくことが、本サービスが存在する意義と考えています。また、余り知られていないが隠れた技術力を持つ企業や、余りスポットが当てられていない分野の企業にも紹介企業として登録いただき、求職者の皆様に幅広い情報提供ができればと考えています。是非、ご登録いただいて、宇宙業界人の仲間入りを果たすことを願っています。
宇宙イベント「宇宙ホテル vol.1 2009年、宇宙旅行への道」ご案内
下記の宇宙イベントが10/12(日)に開催されます。ご興味のある方は是非ご参加下さい。
当社も宇宙グッズを持ち込んで販売する予定です。
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World Space Week/世界宇宙週間! 宇宙開発著名人と宇宙旅行者がお台場に集結!
宇宙ホテル vol.1 ~2009年、宇宙旅行への道~Open 16:00 Start 17:00 End 19:30 (予定)
前売り券1500円 当日券2000円(ともに飲食代別 ワンドリンクオーダー必要 500円~)
2009年は、遂に宇宙旅行がぐっと身近なものになる!サラリーマン初であのリチャード・ブランソンのヴァージンギャラクティック社の宇宙旅行に当選した稲波紀明さんが、宇宙旅行への道をブログ、動画、画像をふんだんに使ってリアル初公開の生トークを披露。さらに、話題騒然の「宇宙ホテル」開発では、知らない人はいない美人宇宙クリエーターの大貫美鈴さんをお招きし、宇宙での衣食住遊、宇宙インテリア、宇宙スパ、宇宙ウエディング、宇宙会議、宇宙ホテルのアメニティグッズ、宇宙遊泳などなどをプレゼンテーション!!
旅行好きも、宇宙好きも、開発好きもお台場に大集合です。
【出演者】稲波紀明(ヴァージンギャラクティックで行くサラリーマン初の宇宙旅行者) 大貫美鈴(World Space Week/世界宇宙週間理事)ほか宇宙開発関係多数出演予定
稲波紀明の宇宙旅行旅立ち日記
http://blog.livedoor.jp/gogospace/
美人宇宙クリエーター大貫美鈴インタビューはこちら!
http://www.liveinspace.net/interview/oonukisan/oonukisan1.htm
動画で体験する宇宙旅行!
http://rocketplane.jp/
ローソンチケット:Lコード: 39094
(定員:100名)
会場:東京カルチャーカルチャー(お台場ZEPP東京二階)
りんかい線東京テレポート駅、ゆりかもめ青海駅から3分
http://tcc.nifty.com/cs/catalog/tcc_schedule/catalog_080901192852_1.htm
理科実験教室その2
7月4日に船橋市立金杉台小学校にて「空気がなくてもロケットが飛ぶ?〜宇宙で燃えるひみつ〜」と題した理科実験教室を再度実施しました。今回は小学校6年生向けで、2クラス同時に行いました。空気が無い宇宙で何故ロケットは燃えながら飛んでいるのかをパワーポイントを使って分かりやすく説明し、空気、酸素、二酸化炭素の中での線香の燃え方の実験を通して、体験しながらそれを確かめて貰いました。そして授業終盤のセーフティーロケット マーキュリーを使ったロケット打ち上げ体験では、子供達が先を争って発射ボタンを押したり、ロケットを回収したりと、大興奮の内に幕を閉じました。帰り際にある児童が「宇宙飛行士を目指したい!」と言っていたのが強く印象に残っています。宇宙開発に興味を持ってくれる子供達がもっともっと増えるように、これからも機会を見つけて理科実験教室の活動を継続していきたいと思っています。
日本ロケット協会2008年度年次総会出席報告
6/30に東京大学山上会館で開催されました日本ロケット協会2008年度年次総会に出席して来ました。その中で印象に残った内容を簡単にご報告します。
冒頭の村上会長のご挨拶の中で、各国の宇宙開発の実力(評価)についての話があり、昔は日本は米露欧に次ぐ4位でしたが、最近は米露中欧印加に次ぐ7位に転落しているそうです。宇宙開発に携わっている者の1人として嘆かわしい限りです。何とかしなければとの思いを新たにしました。
第3回宇宙旅行シンポジウムを来年3月頃に開催することがほぼ決まったそうです。今から楽しみです。(参考:第2回宇宙旅行シンポジウム)
特別講演として三菱重工業の浅田正一郎氏より「H-IIAによる商業衛星打上げサービスへの取り組み」(参考:H-IIA LAUNCH SERVICES)と題した発表がありました。世界の衛星打上げ需要はここ数年毎年20機前後であり、その中で受注を獲得するのは至難の技とのことです。H-IIAの主な弱点は、打上げ実績が少ないこと、漁業等との競合で打ち上げ時期が限られること、衛星を空輸できないことの3つだそうです。厳しい状況ですが、H-IIAは打上げ成功率が92.3%と高く保険料率がアリアンロケットの次に低いと言う高信頼性の長所も持っているので、何とか受注を獲得して民間宇宙産業の発展に弾みを付けてくれることを祈ります。
専門学校での宇宙開発概論講義
東京テクノロジーコミュニケーション専門学校に今年の4月から新たに設置された人工衛星工学専攻の授業科目「宇宙開発概論」の1コマを任されまして、6/28(土)に「生命維持と宇宙居住」の授業を行いました。内容としては、生命維持システム、閉鎖生態系生命維持システム(CELSS)、宇宙居住の場、テラフォーミング、恒星間有人探査、地球環境へのアプローチについての概要を講義しました。忘れ掛けていいること、記憶があやふやなことも多く準備にかなりの時間を要しましたが、この分野を総点検する良い機会になったと思います。また、学生からいろいろと質問が出て答えられなかったものもあるので、持ち帰り調査し回答しました。それらを反映してよりよい講義資料にし、来年も講義できればと思います。尚、この資料は社員教育にも使えそうです。今後もお声が掛かれば、他の分野の講義にも挑戦したいと思います。