「庭から昇ったロケット雲(原文:The Astronaut Farmer)」と言う映画が今年の夏に公開されます。有人ロケット研究会に宣伝協力の要請がありまして、コラムの寄稿やユーリズナイトでのチラシの配布等を行いました。試写会で視聴しましたが、自分でロケットを作って自分が宇宙に行くと言う、日本では忘れかけている熱意を改めて呼び起こされた思いがしました。映画なので技術的には荒唐無稽なところも多々ありますが、宇宙に行くための難関が随所に描かれていて、参考にもなります。興味の有る方は今夏に是非映画館に足をお運び下さい。
Yuri’s Night JAPAN 08のご案内
毎年恒例のYuri’s Night JAPAN 08が4月12日に開催されます。当社も協賛させていただいています。今年は漫画「プラネテス」著者の幸村誠さんら宇宙関係者によるトークショーも有ります。NIGHT PARTYではブース別トークディナーショーが企画されており、有人ロケット研究会(MRP)のブースも設けられます。ご都合の宜しい方は是非ご参加下さい。
理科実験教室
株式会社リバネス様のご紹介により理科実験教室プロジェクトに参画し、2月7日に市川市立新井小学校において「空気が無くてもロケットが飛ぶ? 〜宇宙で燃えるひみつ〜」と題しまして小学校5年生向けに特別授業を行いました。短い時間では有りましたが、子供たちに理科や実験の大切さ、宇宙の魅力などを伝えることができたと思います。また、子供達に宇宙への興味を持って貰ったことで、宇宙開発の仕事への遣り甲斐を改めて感じることができました。また、3/21に教育CSRシンポジウムにて今回の取り組みについての発表を行いました。今後もこのような取り組みを可能な限り続けて行きたいと思っています。
宇宙エレベーター
宇宙エレベーターをご存知でしょうか? 軌道エレーベーターと言った方が馴染みのある方が居るかもしれません。地上と静止軌道を結んだ構造物で、文字通りその中をエレベーターが通り、人や物資を運びます。完成すれば、ロケットとは比べ物にならないくらいの低コストで宇宙に行くことが可能になります。このような研究が最近にわかに活発になってきており、昨年末に日本宇宙エレーベーター協会の集まりにも参加してきました。世界レベルの競技会も行われています。技術的にも経済的にも実現するためには多くの課題が残されていますが、宇宙へ行くための選択肢の一つとして注視して行きたいと思います。
第7回有人ロケット研究会勉強会開催報告
ご報告が遅くなりましたが、12月1日(土)に有人ロケット研究会の第7回勉強会を東海大学湘南キャンパスで開催しました。発表内容は以下の通り盛りだくさんでした。
・機体開発グループ進捗報告
・PDエアロスペース株式会社 N-1グランプリ 2007グランプリ受賞報告
・のしろケットちゃんTシャツのご紹介
・東海大学学生ロケットプロジェクト(TSRP)のご紹介
・TSRP小型ロケットエンジン燃焼実験見学
・日本大学理工学部宇宙航空研究会(NUSARA)XPRS2007参加報告
・日本宇宙エレベーター協会についてのご紹介
・「宇宙旅行と民間宇宙開発の現状」発表への協力依頼
・ユーリズナイト2008に向けて
・能代宇宙イベント開催報告
・International Symposium for Personal Spaceflight参加報告
・2007 X Prize Cup参加報告
次回は3月が予定されており、UNISECで実施されているフューチャーサーチを導入して、来年度以降の行動計画を策定する予定です。