準天頂衛星

現在、当社では準天頂衛星の地上システムの一部を開発しています。準天頂軌道とは、地球の自転と同じ周期で地球を回っているが、軌道が赤道面から傾いている軌道です。この軌道に軌道面を変えて複数の衛星を配置すると、日本から常に1機の衛星が天頂方向に見えるようになります。天頂方向にあると、日本全国どこの山やビルからでも衛星が常に見えることになります。この特徴を利用して、今までは山やビルの陰に隠れてGPSが利用できなかった地域でも、準天頂衛星を経由してGPSを利用することができるようになります。残念ながらまだ実験段階で1機の衛星しか打ち上げ予定が立っておりませんが、昨日成立した宇宙基本法により、実用化に向けて弾みが付くかもかもしれません。日本の宇宙開発の新たな実利用方法として発展することを願っています。

庭から昇ったロケット雲

庭から昇ったロケット雲(原文:The Astronaut Farmer)」と言う映画が今年の夏に公開されます。有人ロケット研究会に宣伝協力の要請がありまして、コラムの寄稿やユーリズナイトでのチラシの配布等を行いました。試写会で視聴しましたが、自分でロケットを作って自分が宇宙に行くと言う、日本では忘れかけている熱意を改めて呼び起こされた思いがしました。映画なので技術的には荒唐無稽なところも多々ありますが、宇宙に行くための難関が随所に描かれていて、参考にもなります。興味の有る方は今夏に是非映画館に足をお運び下さい。

Yuri’s Night JAPAN 08のご案内

毎年恒例のYuri’s Night JAPAN 08が4月12日に開催されます。当社も協賛させていただいています。今年は漫画「プラネテス」著者の幸村誠さんら宇宙関係者によるトークショーも有ります。NIGHT PARTYではブース別トークディナーショーが企画されており、有人ロケット研究会(MRP)のブースも設けられます。ご都合の宜しい方は是非ご参加下さい。

理科実験教室

株式会社リバネス様のご紹介により理科実験教室プロジェクトに参画し、2月7日に市川市立新井小学校において「空気が無くてもロケットが飛ぶ? 〜宇宙で燃えるひみつ〜」と題しまして小学校5年生向けに特別授業を行いました。短い時間では有りましたが、子供たちに理科や実験の大切さ、宇宙の魅力などを伝えることができたと思います。また、子供達に宇宙への興味を持って貰ったことで、宇宙開発の仕事への遣り甲斐を改めて感じることができました。また、3/21に教育CSRシンポジウムにて今回の取り組みについての発表を行いました。今後もこのような取り組みを可能な限り続けて行きたいと思っています。

宇宙エレベーター

宇宙エレベーターをご存知でしょうか? 軌道エレーベーターと言った方が馴染みのある方が居るかもしれません。地上と静止軌道を結んだ構造物で、文字通りその中をエレベーターが通り、人や物資を運びます。完成すれば、ロケットとは比べ物にならないくらいの低コストで宇宙に行くことが可能になります。このような研究が最近にわかに活発になってきており、昨年末に日本宇宙エレーベーター協会の集まりにも参加してきました。世界レベルの競技会も行われています。技術的にも経済的にも実現するためには多くの課題が残されていますが、宇宙へ行くための選択肢の一つとして注視して行きたいと思います。