宇宙エレベーターをご存知でしょうか? 軌道エレーベーターと言った方が馴染みのある方が居るかもしれません。地上と静止軌道を結んだ構造物で、文字通りその中をエレベーターが通り、人や物資を運びます。完成すれば、ロケットとは比べ物にならないくらいの低コストで宇宙に行くことが可能になります。このような研究が最近にわかに活発になってきており、昨年末に日本宇宙エレーベーター協会の集まりにも参加してきました。世界レベルの競技会も行われています。技術的にも経済的にも実現するためには多くの課題が残されていますが、宇宙へ行くための選択肢の一つとして注視して行きたいと思います。
第7回有人ロケット研究会勉強会開催報告
ご報告が遅くなりましたが、12月1日(土)に有人ロケット研究会の第7回勉強会を東海大学湘南キャンパスで開催しました。発表内容は以下の通り盛りだくさんでした。
・機体開発グループ進捗報告
・PDエアロスペース株式会社 N-1グランプリ 2007グランプリ受賞報告
・のしろケットちゃんTシャツのご紹介
・東海大学学生ロケットプロジェクト(TSRP)のご紹介
・TSRP小型ロケットエンジン燃焼実験見学
・日本大学理工学部宇宙航空研究会(NUSARA)XPRS2007参加報告
・日本宇宙エレベーター協会についてのご紹介
・「宇宙旅行と民間宇宙開発の現状」発表への協力依頼
・ユーリズナイト2008に向けて
・能代宇宙イベント開催報告
・International Symposium for Personal Spaceflight参加報告
・2007 X Prize Cup参加報告
次回は3月が予定されており、UNISECで実施されているフューチャーサーチを導入して、来年度以降の行動計画を策定する予定です。
社会人学生コラボ2007参加報告
11/25に宇宙就活2007(社会人学生コラボ2007)に出展企業側として参加して来ました。学生の参加者は100人以上だったそうです。しかも皆さん宇宙に興味のある方達ばかりで、これほど効率的な就職イベントは他に無いと思います。10分間の会社紹介プレゼンの後に、ブースに分かれて学生さんからの質問を受け付けました。皆さん非常に意欲的で、事業内容、会社を起こしたきっかけ、入社後の具体的な仕事の仕方などの質問をいただきました。夜には懇親会も有り、更に突っ込んだ話もしました。そのおかげで、翌日には1名の方から早々と応募があり、反応の速さに驚いています。他社の企業の人事担当者の方とも知り合いになることが出来ましたし、非常に有意義なイベントでした。このようなイベントを学生さん主体で取り仕切っていることがまた驚ろきです。是非、来年以降も継続的に開催していただくことを希望します。
宇宙就活2007のご案内
11/24(土),25(日)に宇宙就活2007が開催されます。昨年に続き当社も参加します。昨年はまだ新卒採用は行っていなかったのですが、ベンチャー企業も加えたいと言うことで特別に参加させていただきました。今年は実際に新卒採用も行っていますので、学生の方々に当社の魅力を実際的にアピールしたいと考えています。多くの学生さんと触れ合うまたとない機会ですので、今から楽しみです。懇親会も参加を予定していますので、参加される方は気軽に声を掛けていただければと思います。
X Przie Cup参加報告
10/27,28とX Prize Cupに参加して来ました。開催場所はアメリカニューメキシコ州Holloman空軍基地で、今年は航空ショーとの共催でした。チームジャパンとしては、X Prize Cupツアー参加者11名を併せて20名程度居ました。他の日本人としては、自衛隊員及び航空機メーカー社員を十数人程度見掛けました。有人ロケット研究会としては会の概要、機体開発構想のタペストリーの展示とチラシの配布、昨年のものの使い回しとなってしまいましたが、PCにてチームジャパンの映像を放映しました。今年も日本食ブースが有り、焼きそばが販売されていました。2日目の午後はX Przie Cup会場を早めに出て、New Mexico Museum of
SPACE HISTORYに行きました。宇宙開発関連の歴史的な資料がいろいろ展示されていて見応えのある博物館でした。全体的に昨年と比べて規模が縮小され、ロケット等の打上げも少なく、 SpaceShipOne成功以来目玉が無いことが縮小傾向の原因かなと思った次第です。何とか早くサブオービタル機の商業運行がスタートして活気を取り戻して欲しいと思います。