能代宇宙イベント参加報告

8/18,19に能代宇宙イベントに参加して来ました。展示・販売用の荷物が大量に有りましたので、ワゴン車をレンタルして8/16夜に出発し、8/17のお昼に能代に到着しました。期間中SSDとしては宇宙グッズ販売をメインで行いました。売り切れた商品、売れ残った商品がかなり明確に分かれましたので、来年以降の品揃えに反映していきたいと思います。

 MRPとしては展示とチラシ配布を主に行いました。まだまだ認知度が低いことを痛感しましたが、何名かの方に会員登録していただき収穫も有りました。来年は是非、MRPの機体を打上げるべく、今から準備を進めたいと思っています。

 学生の方々の物作りに対する情熱には目を見張るものがありました。学生さん達が社会人として活躍される頃には、日本の宇宙開発は新たな段階に向かっているのではないかと思いを巡らしてしまいました。我々も負けずにSSD,MRPの活動を通して宇宙開発・宇宙産業の推進に貢献すべく全力を尽くしたいと思います。

能代宇宙イベントのご案内

 8/18-19に掛けて能代宇宙イベントが開催されます。当社も後援させていただいており、宇宙グッズの販売を行う予定です。宇宙食アイス、宇宙ヨーグルト、子供向けの作る/動く玩具を中心に販売を行います。会社案内、求人案内も配ります。私も含めて3名の社員が参加しますので、気軽に声を掛けていただければと思います。

 有人ロケット研究会(MRP)も協賛していまして、MRPの概要、機体開発構想のパネルを展示予定です。紹介チラシも配ります。こちらも、会員が十数名居りますので、気軽に声を掛けていただければと思います。

長友先生を偲んで

7/14(土)に長友先生を偲ぶ会に参加しました。先生は4/14に永眠されましたが、それを知ったのは宇宙農業サロンのメールレターでした。長友先生は、それまでは「1992年宇宙観光旅行」の本や、大学時代に論文を読んだりする程度の遠い存在では有りましたが、宇宙農業サロンに参加するようになり、昨年の3/22に一度だけお会いしたことがあります。その時は帰り際に挨拶して名刺をお渡しすることしかできなかったのですが、数日後に封筒が送られてきまして、宇宙研退職時の報告書と頭紙が添えられていました。その頭紙の最後の方に「宇宙への関心」についての記述があり、「100万円の宇宙旅行とシリウスのような近場の恒星への飛行」と記されておりました。誠にもって偉大な指導者を無くしてしまいましたが、先生の意思をついで、宇宙旅行、そして最終的には恒星間飛行を実現すべく、微力ながら当社も頑張って行きたいと心を新たにした次第です。

第6回有人ロケット研究会勉強会開催報告

7月7日(土)に第6回有人ロケット研究会(MRP)勉強会を開催しました。今回は日本大学理工学部船橋校舎にて行いました。プロジェクト推進グループ関連の発表としては、Yuri’s Night株式会社ジャンプトゥスペースの大島による宇宙旅行関連の出版、ニュースサイトの話題、JTB宇宙旅行事業推進室の田中さんによるX Prize Cupツアーのご案内、宇宙観光企画の箱田さんによる過去のX Prize Cupの様子、MRPから派生した株式会社ロケットプレーン・キスラー・ジャパンの紹介、スペースビルディングの田中さんによる能代宇宙イベントの紹介、SPACE SNSの利用方法の説明などが行われました。機体開発グループ関連としては、能代宇宙イベント、X Prize Cupへのデモ機出展調整、補助金申請に関する話し合いが行われました。また、大学の施設見学として、航空宇宙工学科の落下塔、宇宙機制御実験装置、衛星制作のクリーンルーム、フライトシミュレータを見学しました。非常に有意義な一日で有ったと思います。次回は東海大学で行う予定で準備中です。

日本ロケット協会総会参加報告

6/14(木)に東京大学山上会館で開催された日本ロケット協会の総会に参加して来ました。総会の後に北海道大学の永田先生による講演があり、CAMUIロケットの概要と小型ロケット及び小型衛星が切り開く新たな宇宙ビジネスの可能性についての提案が行われました。大型のロケットや衛星とコストパフォーマンス的には変わらないが、大きさが小さいことにより低価格のロケットや衛星が提供出来れば、中小・ベンチャー企業でも宇宙ビジネスに参入できるのではないかとの主張に非常に感銘を受けました。そのためには、小型ロケットで衛星を宇宙に上げられるようにする必要がありますが、それに最も近付いているのがCAMUIロケットです。今後も注目して行きたいと思います。