6/2-3に岐阜大学で開催された2007生態工学会年次大会に参加してきました。当社の関連では、宮嶋先生による「先端生命維持システム運用のためのスケジューリングアルゴリズムの開発」の発表が有りました。宇宙関連では、JAXA小口先生による宇宙用飲料水製造、山下先生による宇宙農業、環境科学技術研究所の閉鎖型生態系実験施設に関連する発表が有りました。水谷先生による特別講演「地球環境問題の解決に向けた地域の自立と生態工学」は非常に興味深いお話でした。是非、生体工学を通して地球環境問題の解決に貢献するべく当社でも検討を進めたいと思っています。最後になりますが、2007年度,2008年度の生態工学会理事に当社社長の広崎が就任しましたことを報告させていただきます。
第5回有人ロケット研究会勉強会開催報告
4月21日に第5回有人ロケット研究会勉強会を開催しました。会場は東京テクノロジーコミュニケーション専門学校の教室をお借りしました。午前中は機体開発グループのミーティングを兼ね、毎年8月に開催される能代宇宙イベント、毎年10月に開催されるX Prize Cupに向けたデモ機、ロケットバイクの製作方針が話し合われました。午後一は、元日本ロケット協会会長の磯崎弘毅氏に「宇宙旅客機の研究〜観光丸による宇宙旅行〜」と題して特別講演をして頂きました。その他には「2006年度東海大学ハイブリッドロケット打ち上げ実験結果報告」、宇宙留学、2006年X Prize Cup参加報告、宇宙ビジネスへの取り組み状況の報告などが発表されました。また、有人ロケット研究会のNPO法人設立総会が問題なく執り行われました。勉強会後は近くの居酒屋で懇親会を行い、会員員間の親睦を深めることが出来ました。この勉強会は3ヶ月に1回のペースで実施することとなっており、次回は7月を予定しています。興味のある方は是非、ご連絡下さい。
有人ロケット研究会第5回勉強会案内
有人ロケット研究会第5回勉強会についてご案内します。
非会員の方も参加可能ですので、参加をご希望の方はこちらよりお問合せ下さい。
(1)日時
4月21日(土)13:00〜17:00
(2)場所
高田馬場、東京テクノロジーコミュニケーション専門学校
(3)参加費
正会員・学生会員は無料
WEB会員・会員外は社会人1,000円、学生500円
当日入会金及び年会費をお支払い頂ければ、参加費は無料になります。
(4)懇親会
(a)時間
18:00〜20:00
(b)場所
とり鉄 高田馬場店
住所:東京都新宿区高田馬場2-8-4 AUビルディング2F
電話:03-5155-5090
地図URL:
(c)会費
社会人(事前振込):3,500円
学生(事前振込):3,000円
社会人(当日払):4,000円
学生(当日払):3,500円
(d)振込先
イーバンク銀行
タンゴ支店(支店番号:206)
口座番号:2836710(普通預金)
口座名義:広崎 朋史(ヒロサキトモフミ)
(e)その他
事前振込の期限は4/19までとします。
(5)アジェンダ(案)
13:00〜13:00 宇宙旅客機の研究〜観光丸による宇宙旅行〜(磯崎氏)
13:30〜13:50 2006年度 東海大学SRPハイブリッドロケット打ち上げ実験結果報告(有松氏)
13:50〜14:20 機体開発チーム進捗状況(緒川氏)
14:20〜15:00 NPO法人設立総会(広崎氏)
15:00〜15:20 各チームメンバー募集・リーダー選出(広崎氏)
15:20〜15:40 休憩
15:40〜16:00 2006年X Prize Cup参加報告と2007年に向けて(箱田氏)
16:00〜16:10 Second Lifeでの宇宙活動(箱田氏)
15:50〜16:10 ロケットバイクから日本初の有人ロケット開発へのストーリー一案(山崎氏)
16:10〜16:20 日本における新規宇宙産業創出手方法一案(山崎氏)
16:20〜16:30 北海道HASTICに学び、茨城県を有人宇宙産業の発祥県に?(山崎氏)
16:30〜16:40 民間宇宙飛行士支援技術概要(山崎氏)
16:40〜17:00 予備(質疑応答等)
Yuri’s Night 2007 YOKOHAMAのご案内
人類初の有人宇宙飛行を記念したイベント:Yuri’s Night 2007が今年も開催されます。特に横浜会場で行われるClub Eventについて下記にご案内します。
[Yuri’s Night 2007 YOKOHAMA/Club Event]
・Lost&Found
(みなとみらい線大通り駅徒歩5分、JR根岸線関内駅徒歩10分)
本イベントには、当社及び有人ロケット研究会も協賛しており、上記のClub Eventにおいて有人ロケット研究会の概要の紹介や宇宙旅行に関するお話も企画されています。
是非足を運んで頂けたらと思っております。
また、友人、知人、所属団体等にもご案内して頂ければ幸いです。
第2回宇宙旅行シンポジウム参加報告
3/3(土)に第2回宇宙旅行シンポジウムに参加して来ました。基調講演はジャーナリストの山根氏による「『2055年宇宙万博』で月面パビリオン建設へ」で、宇宙旅行及び日本製有人宇宙輸送機の必要性を熱く語ってくれました。4泊5日で39万8千円の宇宙旅行の実現をその後のパネルディスカッションも含めて連呼されていました。私も知らなかったのですが、無重力体験飛行を行なっている航空機には日本国内では一般人は規制により乗れないそうです。この程度のことも規制されている始末ですから、ましてや宇宙旅客機は法律的には夢のまた夢ですね。続いて、大貫女史、橋本氏(お二方とも有人ロケット研究会[MRP]の会員でも有ります)による最新の宇宙旅行の動向に関する発表が有りました。その他には、JAXA/ISASの小川氏よりRVT及び有人宇宙機への取り組みに関する発表が有りました。今回は懇親会が無く残念でしたが、MRPの有志+α(25名)で懇親会を行い、宇宙旅行や有人宇宙機開発に関する話を熱く語り合うことができ、楽しい一日となりました。次回も是非参加したいと思いますし、MRPとして発表側に立てればと考えている次第です。