環境制御・生命維持技術に関するワークショプ参加報告

_ 4月6日にJAXA航空宇宙技術センターにて環境制御・生命維持技術に関するワークショプが有り、参加して来ました。私が丁度大学生時代に月面基地研究がブームだったのですが、2004年1月のブッシュ大統領による新宇宙政策よって月への回帰・火星の探査が発表され、日本もいよいよ月に向けて動き始めています。無人機ではSELENE,LUNAR-Aが有りますが、今度は有人の探査です。以前から折に触れ話題としております環境科学技術研究所の閉鎖生態系実験施設はNASAもロシアも断念した物理化学装置による世界一の閉鎖系実験施設であり、日本は月面・火星基地のための生命維持技術に関しては世界のトップランナーと言っても過言では有りません。ただ、そこまで行くための有人宇宙輸送技術が日本には無いのが残念でなりません。