第53回宇宙科学技術連合講演会参加報告

9月9日~11日に掛けて京都大学にて第53回宇宙科学技術連合講演会が開催されました。私は業務の都合で10日しか参加できませんでしたが、「地球環境変動観測ミッション」、「宇宙で生きる」、「宇宙科学ミッション」のセッションを聴講しました。地球環境変動観測ミッション(GCOM)は弊社もGCOM-W1地上システムの開発に参画しております。「宇宙で生きる」のセッションは生態工学会の企画になります。懇親会及びその後の二次会では普段お会いできないいろいろな分野の宇宙関係者の方々と意見交換することができました。今年は講演数、参加者数共に過去最高を記録したそうです。宇宙への関心が益々高まってきていることを肌で感じられた一日でした。

第1回超小型衛星講演会参加報告

6月17日開催されたアクセルスペース社主催の第1回超小型衛星講演会に参加しました。1件目は超小型衛星の第一人者でありアクセルスペース社の生みの親でもある東大教授の中須賀先生による「超小型衛星の現在・過去・未来」の発表がありました。超小型衛星は既に10機打ち上げられていて、2003年に打ち上げた1号機(CubeSat XI)は、今も動いているそうです。超小型衛星を使って安く早くを武器に大型衛星ではできないミッションを創出して行けば十分ビジネス展開できると感じました。2件目はアクセルスペースの中村社長の会社業務紹介で、現在はウェザーニュース社からの依頼で温室効果ガスと極圏の海氷の観測を行う超小型衛星を開発中とのことでした。既にビジネス化も始まっており、超小型衛星の今後に大いに期待したいと思います。

2009生態工学会年次大会ご案内

今年も6月19日~20日に生態工学会年次大会が筑波大学で開催されます。閉鎖生態系、生命維持技術、宇宙農業、宇宙環境、有人宇宙探査、アストロバイオロジー等に関する発表が多数行われ、ポスターセッション、懇親会も有りますので、興味のある方は是非ご参加下さい。

宇宙基本計画(案)へのパブリックコメント

4月28日付で宇宙基本計画(案)へのパブリックコメントの募集が開始されました。今後10年程度の宇宙開発・宇宙産業の方向性を大きく左右する計画が制定されようとしています。皆様の宇宙にかける思いを是非ぶつけてみて下さい。期限は5月18日(月)です。宇宙に興味のある皆様の友人・知人へも是非呼び掛けていただければと思います。
計画(案)ドキュメントダウンロード

第12回有人ロケット研究会定例会のご案内

NPO法人有人ロケット研究会(MRP)の次回定例会は、日本内外で民間ロケットの開発や構想に携わっている方々に発表をして頂けることになりました。この内容がまとめて聴ける機会は、なかなかないのではないかと思います。参加費は会員でなくても無料です。
(1)日時
5月16日(土)
13:30~18:00 定例会
18:30~20:30 懇親会
(2)場所
早稲田大学西早稲田キャンパス(旧:大久保キャンパス)53号館204教室
(注)最近、キャンパスの名称が変更になっています。旧西早稲田キャンパス、 現早稲田キャンパスではありません。
JR山手線・西武新宿線・東京メトロ東西線 高田馬場駅より徒歩10分
東京メトロ副都心線 西早稲田駅直結
(3)発表内容(タイトルは仮)
MRP会員発表
石井亮さん:アメリカでの大型モデルロケット打ち上げ
大貫剛:日本での宇宙観光構想の歴史
大貫美鈴さん:サブオービタル最前線、世界のスペースポートなど
MRP非会員発表
多屋公平様(IHI):IHIの宇宙観光機開発構想
野末辰裕様(JAMSS):再使用小型ロケットについて
(4)懇親会
社会人4000円、学生3500円
MRP問い合わせ画面にて参加希望をご連絡下さい。尚、懇親会に参加する方は、その旨お書き添え下さい。