生態工学会

生態工学会は昔、CELSS学会と言う名前でした。 Controlled Ecological Life Support Systems、閉鎖生態系生命維持システムです。宇宙ステーションにも生命維持システムは存在しますが、食糧生産も含めたものがCELSSということになるでしょう。食糧補給が困難な場所、つまり月面基地や火星基地で必要となってくる技術です。バブル時代、月面基地の研究がさかんに行われていましたが、バブル崩壊後は急速に姿を消しました。その顕著な例が、JAXAのECLSS(Environmental Control and Life Support System)研究の消滅、航空宇宙学会での有人宇宙技術シンポジウムの開催休止でしょう。そんな状況の中で、生態工学会はCELSS研究をサポートして来ました。この場を借りて、関係者の方々の努力に感謝の意を述べたいと思います。このような地道な活動が効を奏したのか、昨年頃から急にCELSS関連の講演が増え、盛り上がりの兆しを見せています。CELSSのみでなく、月面・火星基地全体の研究が活発になり、構築に向けた動きとなるように、微力ながら当社も精一杯努力していきたいと考えております。