小惑星探査機「はやぶさ」の偉業

_ 終にやりましたね、はやぶさ(MUSES-C)。私は学生時代に深宇宙探査機の知能化に関する研究を行っていたので、小惑星イトカワ接近のための自律化技術には特に関心を寄せていました。ランデブー/ドッキング技術では最早他の追随を許さないのではないでしょうか? また、惑星探査機に電気推進エンジンを本格的に使用し、その実績を作ったことも特筆すべき成果です。今現在では、私は有人宇宙技術に傾倒しているのですが、日本のお寒い現状と比べて、無人宇宙技術では世界のトップレベルになったと言っても言い過ぎではないでしょう。2007年6月の地球帰還、そしてサンプルの分析が今から待ち遠しいです。